雲と地を往くトルネード

例えば、何も知らない宇宙人に「たい焼き」を説明するなら、どうする?「奇術師」の特徴とか、ううん、まず世界や日本の説明からするかもね。
マカロン
ナポレオン
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無我夢中で大声を出す弟とよく冷えたビール

海の近くに私たちは、家があるので、津波被害を親族が心配な気持ちをもっている。
特に震災後は、海と家がどのくらい隔たっているのかとか逃げる高台はそばに存在するのかとか質問する。
自分たちも不安だけれど、うまく引っ越し先も見つかるわけではない。
ただ、本当に高潮がくるとなった場合に回避する道を見つけていないといけないと思う、しかし、海の横しか高台へ行く道路がないので、ちゃんと想像したら危険だと思えた。

ぽかぽかした週末の昼は昔を思い出す
今年の夏は、海に入りに行っていないが、行けたらたいそう行きたい。
今、ひとり娘が幼いので、泳がせないで砂遊び程度だけど、思うに楽しんでくれるだろう。
ですが、娘は、パンパースをはいているゆえに、周りの人の事を思ったら海につけない方がいいかもしれない。
プール用オムツもあるが、ちょっとした問題に発展しているらしいので。

陽の見えない土曜の深夜は微笑んで

太宰治の、「斜陽」は、何回も読みたくなると思う。
かつては華族の娘だったかず子が、強引で引かない女性になっていく。
そこそこかっこいいとさえ感じた僕。
これだけの、誰にも負けない気の強さと、強引なくらいの意志が戦争が終わったこの頃は必要不可欠であったのだろう。
分かるけれど、不倫相手の小説家の家内からしたらウザいだろうとも思える。

自信を持って泳ぐあの子と僕
暮らしたところが異なると普通に食べるものが違うのを妻と暮らしだしてから大変感じることになった。
ミックスジュース飲む?と嫁から前に聞かれ、ミックスジュースを買っていたのかなと思ったら、地元では作ることが普通らしい。
ミカンやパイナプルとその他もろもろと作った氷を入れて、牛乳を挿入して家庭用のミキサーでミックスしてすぐに完成。
作ったものを味わい飲んだのは未知の体験だけれど、しかし、めっちゃよかった。
くせになったし、おもしろいし、私もやっている。

喜んで体操する姉妹と冷めた夕飯

小説家の江國香織の小説に登場する主人公は、どこかクレイジーだ。
話に出せば、ホリーガーデンの果歩。
他にも、がらくたの柊子。
それと、ウエハースの椅子の女性画家など。
江國香織の持ち合わせている性質を、極端にして表した形かもしれない。
最高にクレイジーだと思うのが、「神様のボート」で登場する葉子。
待っていれば迎えに来るかもしれない「あのひと」を待ち、色々なところに引っ越しをする。
「あのひと」を忘れないで、再び会えると確信して。
とうとうママは現実を生きていないと娘の草子に告げられるが、この女性にはそこまで響かない。
これが、この作品の最もクレイジーな見せ場だ。
個人的には、ウエハースの椅子には絶対に座りたくないけれど、神様のボートには乗れる。
江國香織さんの書く、クレイジーだけど美しくてちょっと弱々しい主役が大大大好きだ。

陽気にダンスする姉妹とアスファルトの匂い
このライカの一眼レフは、昨日、波打ち際で見つけた。
昨日は、7月のちょうど半ばで、終わりで、例年通り暑くてたくさん汗をかいた。
お台場で、大好きな彼女と気まずくなってしまい、もう会いたくないと告げられた。
その夜、マンションからこの海岸まで、二輪でやってきて、海岸をじっと見ていた。
その時、少し砂に埋もれたこの一眼レフに出会った。
持ち帰って、好奇心で夜のフォトを撮ってみた。
一眼レフの持ち主より、いいかんじに撮れるかもしれないと思った。
恋人の笑った瞬間撮りたいなー、とか、思った以上にピント調節って難しいなー、とか独り言を言っていた。
次の休み、どうにかして会ってくれるなら、恋人に僕が悪かったと謝るつもりだ。
で、この一眼レフ、交番に届けるつもりだ。

湿気の多い大安の晩はひっそりと

版画やフォトなど美術が大好きで、デッサンも描けるのに、撮影がとても苦手だ。
なのに、前、一人前に、レフを持ってた時期もあり、どこに行くときにも絶対持ち歩いたりした。
ビックリするくらい焦点が合ってなかったり、おかしなアングルなので、一眼がかわいそうだった。
けれど、撮影や画像処理は凄く面白いと思っている!

夢中で跳ねる父さんと冷めた夕飯
娘とのふれあいをとればとるほど、子はめちゃめちゃ慕ってくれる。
生まれてすぐは、仕事がものすごくせわしなく、ふれあうことが少なかったため、まれに顔をあわせても慣れてくれなかった。
父でありながらとやりきれない心ざまだったが、仕事の業務がせわしないからと見限らずに、よく、休日に散歩に連れていくらようにした、抱きしめても、お風呂に入れても普通になった。
今日この頃、朝、車に行く時、自分が居なくなることが寂しくて泣いてくれるのが幸せだ。

自信を持って泳ぐ弟と穴のあいた靴下

少年はとても空腹だった。
来週から夏休みという時期、小学校からトボトボと帰宅しているときだった。
蝉はもううるさく鳴いていて、陽の光は強く、夕方でもいまだお日様は低くなかった。
少年は汗を手でぬぐいながら一人で歩いていた。
友達と一緒に下校するときも多いが、今日はあまりにもお腹が減っていたため、早く帰って何か美味しいものを食べたかった。
少年が狙っているのは、昨晩のカレーの残り。
昨日のカレーは、たしか鍋に半分くらい残っていたはずだ。
ご飯もたぶん、冷や飯が冷蔵庫に入ってたはず。
少年は早くカレーを食べようと、早足で家へ向かった。
すると、汗がますます噴き出してきた。

雨が降る水曜の朝に料理を
アパレル店員さんってなりたくないと思うのは自分だけだろうか。
勤務中、徹底的に着飾らないと店のイメージにつながる。
私なんて、会社で仕事する時はスーツ着るといいし、メイクも簡単で良いとされている。
外出するときは、自分がお気に入りのファッションを纏えばいいし、自宅で仕事するときはTシャツにジーンズで問題ない。
だから、おそらく、服を売るなんて商売には、就けない。
ショップに入ると店員さんがやってきて、服の説明やコーディネイトを語ってくれる。
どうしてもそれに怖くなり、買わないで逃げ出してしまう。
これも、店員さんって難しそうと思う事の大きい理由の一つだ。

道

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